泣いて馬謖を斬る

メーカーと小売店の仕入れ担当(バイヤー) の癒着

良く聞く話ですね

商品を仕入れるバイヤーが、メーカーから何かしらの謝礼を受け取ることで、仕入れ価格の交渉に手心を加えたり

展示アイテムを増やしたり・・・・  どちらにしても小売店にとっては獅子身中の虫です

ですから徹底している小売店は、例えジュース、缶コーヒーの一本でもメーカーからの接待を受けてはならない

とバイヤーに厳命しているところもあるようです

ウチの場合はそこまでは徹底していませんし、基本的にスタッフを信頼しているので、チェックもしたことがありません

今まで裏切られた経験がないのであれですが、仮に信頼している分、そんなことが発覚したら

それこそ・・・・・         というのは冗談ですが

時々聞くのが、使いこみや不義理を働いてやめた社員に対して、各取引先にファックス等で

「元弊社の社員である○○は、○月×日をもって退職し、現在弊社とは何の関係もありません」

などと、暗に「不義理をして辞めた人間です、ご注意ください」  と意趣返しするケースもあったりします

弊社取引の各メーカーの営業担当さんはみんな 「できる営業」 さんばかり、というより

私は御用聞きのような米つきバッタ営業マンは嫌いなので、そういったメーカーさんは淘汰、あるいは担当さんが変わった結果なのですが

とにかく彼らは色々な情報を持っています

面白かったのは、そんな彼らからの情報で 「〇○の誰それが、会社の金を使い込んで(しかも借金に困り) 退職した

かなりの高額で、表ざたにしない代わりに分割返済を約束させられた」   と聞きました

ところが、当時西日本に拡販をするべく人手を探していたあるメーカーが、彼を採用するかも? との情報が

当時、弊社はそのメーカーと取引が少なからずあり、そこの営業本部長とも面識があったので

電話の一本で情報を伝えることは容易い事でした

しかし、それをするには一つ問題がありました、それは・・・・・・・・

私はそのメーカーの営業本部長が大っきらい!! なんです、人間的に

だから、誰が教えてやるもんか~

結果、一年を待たずしてその彼は辞めて言ったそうです、そして今度もまともなやめ方ではありませんでした

一度不義理を働いた人間というのは、やはり同じことを繰り返すということですね

人間だれでも、魔がさすというか、つい出来ごころということがあります

しかしそんなことがあると、せっかく時間とお金をかけて育ててきた人間を切らなければなりません

それこそ、泣いて馬謖を斬る事態は避けなければなりません

弊社も段々と大所帯になってきました、先に書いた缶コーヒーの一本もダメ  はやりすぎとしても

多少のルール作りは必要になってきているのかもしれません

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