今時どこの街角でも見かける 「フリーペーパー」 名前の通り、無料で配布される小冊子です
発行者の収入源は、中に掲載されている企業(飲食店などの) の広告料です
これを最初に立ち上げた時の話しが面白く、興味深いんです
フリーペーパーのアイデアを最初に思いついた編集者は、さっそく掲載してもらう企業を募るため、靴をすり減らして
営業に回ったらしいんです
・・・・・でも、フリーペーパーなんて無かった時代、いくら熱心に営業に回っても、けんもほろろ
そんなもんいらん 全く取り合ってくれなかったらしいです
あげく 「宣伝効果が見確実なものにお金はかけられない」 とハッキリ言われたそうです
並の人間ならば企画倒れとあきらめるのでしょうが
この人は違いました 「お金は出せない」 と言うのなら、タダでいいです ビックリですよね
そして誰もが知っている有名 牛丼チェーンや、ハンバーガーなどのファーストフードチェーンに
「タダです」 と営業したところ
「タダなら」 と言うことで、超有名企業がこぞって掲載を希望してきたそうです
ボランティア やけくそ いいえ違います、ここにしたたかな計算があったんです
さて、有名企業の広告がたくさん掲載されたフリーペーパーがいよいよ発行されました
そしてそのフリーペーパーを持ち歩いて営業をかけると・・・・・・
「ほぉ~ あそこも(有名飲食チェーン) あそこも(有名ハンバーガーチェーン) も広告を掲載しているのかぁ」
「これはさぞかし広告効果が高い雑誌なのかもしれない」
そう考えて、他の有名、無名企業が広告掲載を希望してくるようになったらしいです
・・・・・面白い話ですよね でも私はこのことに裏にあることを、つい考えてしまいます
超有名企業の広告をタダで掲載し、おそらく何回かフリーぺーパーを何千、何万部? 発行、配布したわけです
構成も考えたでしょうし、広告だけでなく記事も必要なので、お金かけて取材もしたでしょうし、ライターにギャラも発生したでしょう
広告料はタダなので、それらにかかった経費は、大損しているわけです
・・・・・ということは、「あの有名企業が使っているのなら・・・・・」 と安直に考えて、後発に広告掲載を決めた企業は
先行掲載の企業の分の広告料を払わされている 事になります
そして、このフリーペーパーはもはや、わけのわからないものではなく
「あの超有名企業も、そして多くの有名、無名企業もがこぞって掲載を希望する、有名で優良な広告媒体 になりえたわけです」
どこの馬の骨かわからないフリーペーパーならば、例え広告料 1万円 でも要らない
でも、上記のあとなら 10倍? 10万円でもありがたがって掲載する・・・・・
つまり何が言いたいか
有名どころが採用している = 有名 良質である とは限らない
あれ なんかどこかで聞いたことありますよね
まぁこのブログを読んでおられる 賢明な方々においては
巧妙な戦略を見抜いて、無駄にお金を取られてる・・・・・ なんてことは無いでしょうね 多分
価格を聞かなきゃ損ですよ
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