徹底検証 シモンズベッド その⑤です
続いてバネの形状ついて検証してみましょう
サータ(ドリーム)、アンネル、東京スプリング、日本ベッド、セブンベッド、ファニーベッド、ルフ社
など、ポケットコイルをメインで販売されているメーカーのほぼ全てが
バネの配列方法に「並行配列」 と 「交互配列」 二つの方式を取り入れています
これは、どちらが良いとか悪いではなく
それぞれに利点があるのです
・・・・・で、ここでのテーマ「シモンズベッド」の配列方法はというと
「並行配列のみ」 交互配列は採用していません
下の図はシモンズカタログから抜粋したものですが
シモンズカタログによると、交互配列には欠点があり
実は今から20年くらい前は、シモンズも「交互配列」を採用していたようで
イラストのように空白部分があるのでバネが安定せず、また隣接するバネどうしが干渉し合い
摩擦によって傷むため、耐久性が低くなる、という欠点が露呈したため
並行配列へと変更し、現在に至っているとのこと
しかし!サータ、日本ベッド、アンネルなど「交互配列」を採用(併用)しているメーカーから
シモンズが指摘するような「交互配列」による欠点について、20年来
一度も聞いたこともありませんし、それらのためにクレームになったことはただの一度もありません!!!
・・・・・と言うことは、シモンズが他メーカーを貶めるためにウソやオーバーなことを言っている
さすがにそれは無いでしょう
他メーカーのバネでは「並行」「交互」の両配列に併用しても大丈夫なのに
シモンズは「交互配列」にすると性能や耐久性が下がる(自分で言っていますからね)
シモンズのバネ形状は「並行配列にしか対応できないバネ」
と言うことになりますね