床板にカビが・・・原因はこれか?

このお話は、「どちらが良いとか悪いとか」 「これは何々だからダメ」 という事ではないのですが

あくまで一つの可能性 としてお読みくださいませ

私、以前から不思議だったことがあるのですが、床板にカビが生えた というお話をお客様からうかがうと

かなりの高確率で、スノコの床板なんです 

そしてそのお声は、なぜか4月、5月ごろに多い・・・ 普通で考えると梅雨時だと思うんですが、違うのです

くどいですが、スノコがダメと申し上げているのではないのです・・・念のため

あくまでも、ごくごく稀にカビが生えたと聞くたびに、お客様が 「スノコなのに、なぜカビが・・・」 というお声

原因の可能性・・・というか、一つの説を先日聞きました

コップに冷たいビールを注ぐと、コップの表面に汗をかきますよね  ビール呑みたい

あれはコップの中と外の温度差によって生じますが、冬の寝室は基本的に寒いですよね

その状態で人がベッドに入り、羽毛ふとんなどを掛ける・・・当然かなり暖かくなる、マットレス内部も温まります

・・・そうです、スノコ表面が冷たく、マットレスが温かい・・・オーバーに言うと、ビーるを注いだグラスと同じ原理です

通常の床板でも同じ条件ですが、違うのは通常床板には布が張ってある場合がほとんど・・・そこまで冷たくはありません

この理論だと、バネと袋というマットレス内部の内容量の多いポケットコイルマットレスより、バネが裸の連結バネの方が

マットレス内部が温まりやすく、バネ自体の痛みも早い可能性があるという事になりますが

・・・まぁそれは微々たる差だと思いますし、そんな事をことさらオーバーに強調してお客さんに説明すると

何処かのベッドメーカーのマネキンと同じになっちゃいますから しません PCの通気性ガーって必死のパッチ

カビの報告が4月5月に多いのも、冬の間にそういう条件でカビが生えてしまった事を

「暖かくなってきたからマットレスのローテーションでもするかぁ~」 と行った際に気が付かれる…という事かもしれません

じゃあその解決策は

まず寝室をお休みの少し前から、暖めておくことです、そうしておけば睡眠中はヒーターを切っていてもオーケー、少なくとも

床板とマットレスの温度差は緩和されますからね

もう一つは、メーカーが 「布を張ったスノコ床板を開発すること」 ですね

ドリームベッドのベッドフレームなどは、通常床板からスノコへ変更が可能なものが多いですが(有償)

それに布を張ればいいんです

ドリームベッドさん、ご一考ください

何度もくどいですが、スノコも通常床板も、どちらも条件がそろえばカビは発生しますので

どちらが優れていると言いう事ではありません

マットレス自体の通気性は、スプリングが入っている以上、通気性はかなり良いのですよ・・・という事を申し上げたかったんです

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