インターネットのおかげで、昔と比べて都市部と地方の情報量の格差はずいぶん埋まったと思いますが
県民性というか、やはりその土地土地でスタイルや考え方、は違うようで
よく関西のメーカーの営業が関東、北陸、中国、四国、九州、東北などなど、他の地区に営業に回ると
勝手が違うというケースも多いようです
複数のメーカーが口をそろえて言うのが、北陸の家具店と京都の家具店
これらの家具店は、営業に行くとかなりガードが堅く、数回訪問したくらいでは親しく接してくれず
店内を見て回ることも拒否されるケースもあるとか
そのかわり打ちとければフレンドリーになる・・・・・ようは時間がかかるを訳ですね
逆の話で、我々大阪でいうところの 「いらち」 (せっかちのこと) から言わせると
最近少し変わってきましたが、九州の福岡の大川のメーカーさん達などの、のんびりした対応に
イライラしたこともありました
九州と言えば、メーカーさんの移動などで福岡転勤を命じられると、最初は嫌がってなんとか回避しようとしますが
転勤して数年たつと、根をおろして家建てたり、長期に住みついたり、よほど住みやすいのでしょうか
関東の家具屋のバイヤー (仕入れ担当) は、良くも悪くもドライ
昨日まである程度取引額もあり、それが長年にわたっていても、メリットが無いと判断すると、バッサリ
ところが、例えばメーカーが家具店に不義理をしたり、関係が悪化してもしばらくして双方にメリットが生まれれば
あっさりと関係を復活(笑)
やりやすいのか、やり難いのかよく分かりません
小売店間でも、A家具からB家具に転職し、数年後古巣のA家具に復帰するといったケースも少なくないらしく
これも関西ではあまりないというか、考えられないことですね
関西の家具屋のオヤジは、一旦へそを曲げると、よっぽどの事が無い限りそのメーカーを許しません
しかし逆に関係修復に向けて、「よほどのことがあれば」 いつでも握手する準備はしています
だから、当時の優れた現場責任者の好判断で、「近隣に四社、太いパイプがあるので、新井ベッド館と取引するつもりはありません」
と言われたシーリーベッドも、「当時の優れた現場責任者の好判断」 が選んだ四社が、倒産、廃業、衰退したことによって
弊社と取引開始、彼は先を見通す優れた感覚をお持ちだったのですね
半年ほど前から、取引を開始した大塚家具販売も、当時の優秀な営業担当が、シーリーと同じような理由で
弊社と取引をしてくれませんでしたが、最近順調にお取引させていただいています
確か10数年ほど前でしょうか、当時の営業さんの名前もハッキリと記憶していますし
確か、電話を切るときに私に 「アホか・・・」 とかなんとか・・・聞き間違いかもしれませんがおっしゃいましたよね
なかなか制約があって難しいですが、私は御社との取引額を大幅に増大させ
仮に営業担当をこちらから指名できるようになったら、間違いなくあなたを指名するつもりですので
その節はよろしくお願いいたします ホントに心から楽しみです
そのために、その時のために大塚家具販売とお取引を始めたといっても過言ではありません
そのために、今色々と大塚さんとのお取引金額を増大させる案を練っているところです
結果、数字が伸びる可能性が高いですから、彼にも 「さきを見通す優れた目」があったということですねぇ~