一つの家具店に暫く務めた人間が、次に転職するのは、たいてい同じ業界内で有る事が多い
転職する人間に高いスキルや実務能力が有れば、ほっておいても同業他店からの誘いがかかる
しかしそうでもない人間の場合、売り込むのは自分から
その時にくちを聞いて貰うのが、前職時代に付き合いの有ったメーカーの営業マンなど
「前の会社辞めたんだけど、他に求人の口はない」
業界歴の古い営業マンともなれば、色々な家具店の上層部とも接触しているし、その橋渡しをする事も多いと聞く
しかし安請け合いして、下手に紹介して、橋渡しした家具店に対して顔を潰す、なんてことも有る様だ
その点、今は弊社のスタッフのМ嶌さん、前は弊社取引のベッドメーカーの営業マンだった時代
ウチを退職した人間から、やはり 「どこか転職できる家具店はない」 と聞かれたそう
しかし、その人間の人となりというか、素行などを知っていたので、あくまで紹介と言う形を取らずに
「K家具店が求人していましたよ」 と言う感じで、その場を逃げたそうだ
その後その彼はK家具にめでたく就職・・・・・ その後、その人となりをいかんなく発揮 そして退職
「あぁ、紹介しなくってよかったぁ~」 と言うのはМ嶌さんの談
最近もこれとは別件で、軽い気持ちで他店に紹介して、その人物がその先でやらかして、「顔を潰された」
と有るメーカーの営業マンが嘆いていた
私にとっては、彼が同業他店に転職すると、そこが明らかにマイナスに傾くので
喜ばしい事なのだが(笑)
でも実際、その人間のせいで弊社が、累計で言うと決して誇張抜きで、少なく見積もっても数億円の売り上げ損出を
出している事を、その営業マンも知っていたはずなのに・・・・・