安く売れるはずが無い　その③

多くの時間と手間と経費をかけて、さぁ～売り出し当日です

暑いなか（寒いなか）　ご来店のお客様のために冷暖房は欠かせません

施設使用料の中の　「光熱費」　によると１日当たり　１９５０４円　の冷房代とプラス別途　電気、水道、ガス代がかかる

とあります

商品を綺麗に見せるためのスポットライト、意外と電気を食います

光熱費全てを合わせると概算で、１日２５０００円として　×　３日　　＝　７５０００円掛ります

さてご来場のお客様に粗品を進呈、あるいは福引き抽選会など色々あると思いますが

粗品１個１５０円　として５００個用意すると　７５０００円

お客様に楽しくお買い物頂くための、ＢＧＭや館内のアナウンス等、放送装置も別途費用がかかります

京都パルスプラザさん、ちゃっかりしています　　１日レンタル費　５４００円×３日　＝　１６２００円

さぁ～　接客販売にあたるのは、メーカーから派遣の応援販売員、もちろん自店のスタッフも５名ほど待機

各メーカー３人平均として　×５社で　１５人

実際、催事を行っている他店さんは、彼らメーカーさんに昼食を提供しているようです

８８０円　のお弁当　プラス　「おーいお茶」（笑）　　一人１日１０００円　として１５０００円×３日　４５０００円

さてここまでの経費を集計してみましょう

会場費用　　　１７１１８００円

宣伝広告費　　１００００００円　＋　電話アポイント等の経費　

光熱費　　　　　７５０００円

粗品等　　　　　７５０００円

仕出し代　　　　４５０００円
（飲食）

設備レンタル　１６２００円

目に見える経費だけでもここまでで　、約　３００万円もかかっています

もう一度かきます　　３００万円の経費がかかっています

もちろん加えて、期間前、中、後　と多くの社員が駆り出され、人件費、会場と店舗や自宅往復の移動費等も莫大です

はたしてこれで採算が合うのか

はい　　ここまでが目に見える部分でのリスク、経費です・・・・・・・しかしまだまだこんなものではありません

その④に続きます