私は 「嫉妬心の塊り」です、他の家具店が配送トラックに、ベッドを積んでいたら 「くっそ~ ウチの売り上げとられた」
と本気で思います、社員から 「社長、でもアレ安物のたぶん中国製のマットレスですよ あんなものヨソに任しておけばいいんですよ」
と言いますが、「アホ! ウチなら同じお客さんに、もっといいマットレス・・・少なくとも日本製のマットレスを買っていただいている」
と言って社員から呆れられています
嫉妬心の大小はともかく、家具屋が嫉妬心を無くしたら、終わっていると思うのは私だけ
メーカーの営業マンでも、このこちらの嫉妬心を上手にあおり、商品を売り込んでくる強者もいます
「どこどこの家具屋が、こんな商品をこんな売り方をして売れている」 という情報を意図的に家具屋のオーナークラスに流し
その家具屋への嫉妬心から、つい仕入れなくても良いものまで仕入れてしまう・・・・・そんな経験はバイヤーなら一度くらいはあると思います
その時ポイントとなるのは、売り込む家具店に対して、ちょっとだけ下の家具店のことを題材にすると良いんです
上の家具屋だったら 「あそこなら仕方ない」 と考えても、下から迫ってきて追い抜かれる恐怖と嫉妬心が一番効きます
昔、某メーカーが 「奥様会」 と称して、オーナーの奥方連中の会を作り、「奥様会の仕入れ大会」 などを行い
上位、つまりたくさん仕入れた家具店の 「奥様」 を表彰して持ち上げ
ヒマと金を持て余した、オバハン・・・・・もとい奥様連中の、見栄と嫉妬とランバル心を、いやらしいまでに巧みにコントロールし
またその奥様会担当の営業マンは、選抜の 「男前の若手」という念の入れよう(笑) 間違いもあったようです・・・奥様と
売れもしない大量の商品を、自分の許可なくコンテナーで送りつけられた当時の家具屋のシャチョ―はん
「こんな売れもしない商品、勝手に仕入れてきやがってー」
「だっておとーちゃん あの○○家具の奥さんだけには、負けたくなかったんやもん」
という古き良き 時代の、まんまと戦略に嵌められた家具や夫婦の会話を想像するのは、難しくありません
そんな家具屋は、今では無くなってしまったか、残っていてもそのメーカーから 「家具屋の数にカウントしていません」
と陰で言われてるんですけとね
どちらにしても 「釈迦に説法」 かもしれませんが、嫉妬心をうまくコントロールして、売り上げを作ってくださいね、
営業マンの皆さん