メーカーの応援販売員。。。。。いえ、また他店さんのお話なのですが
ある大手家具店さんは、社員に対して報奨金を出しているそうです
お客さんに物品を販売すればするほど、金額に応じて基本給プラス幾ばくかの報奨金が支払われるシステム
一見、社員のやる気が出て、上手いやり方に見えますが、弊社では絶対に行いません・・・なぜか
その理由を答える前に、その家具店に応援販売に行ったメーカーの営業マンの話を紹介しましょう
そのメーカーの営業マンは、週に一度位のペースで、ある大手家具店の店頭に立ち、自社の商品を中心に販売するのですが
家具店の売り場で、大口のお客に接客し、成約を取ったのだとか・・・ そしてふと後ろを振り返ると、その家具屋の社員が
微妙な距離を取りながら、こちらに熱い視線を送ってくるらしいのです
・・・はい、もうお分かりの方もおられると思いますが、その営業マンがとった成約を、自分の名前で伝票を切ってもらい
自分の実入りにしようという魂胆 いつもの事らしいですが
メーカーの営業マンいわく 「自分は自社の商品さえ売れれば、後は誰が伝票を発行しても構わないのですが・・・
たまたまタイミングで、複数いるうちの特定の社員に伝票発行をお願いしたら、もう大変です」
他の社員さんから、「あなたは○○さんにばかり伝票を回すけど、何か裏取引でもしているのですか」 とか
じゃあ公平にAさん、Bさん、C、Dと順番に伝票の発行をお願いしたら
「大口の時はAさんばかり 私の時は小口の客ばかり伝票回してくる」 とか、なかには
「Aさんに特別な感情でもあるんですか」 と言われたこともとか・・・・・「疲れます」 メーカー営業マン 談
人間誰でもお金が欲しい しかし基本給を低く抑え、頑張った分だけ実入りが増えますよ
というニンジンで馬を走らせるようなやり方は、生々しいお金がらみの感情のもつれで、人間関係は最悪に・・・
ギスギスした雰囲気は、敏感にお客さんに伝わるものです
・・・あっ、メーカー営業マンの話をしたら、もうウチが報奨金制度を行わない理由をかいちゃった・・・ お粗末さまでした