新たに創刊される雑誌、そこから取材したいとベッド館に打診がありました
この手の話は大抵の場合、取材された後に掲載料を支払えば巻頭に特集を組んでやる、的な落ちが付きます
世の中そんなに甘い話はない そう考えると、よく雑誌で 「話題のお店」 とか紹介されているケースでも
「取り上げられている」 のではなく、 「お金払って載せてもらっている」 だけ、という事になります
雑誌の情報一つとっても、嘘と本当を見極めるのは結局自分自身だけ、という事になります
お金かけて誰かが仕掛ければ、ブームも起こせるし、価値のないものでも高値で売れるようになりうるという事
某S社のマットレスのようにね
ところで、電話がかかってきたのが閉店間際で仕事が一段落した後だったので、電話による簡単な取材を受けることにしました
どうせお金払わないと掲載してくれない取材です、面白半分に応えてやりました
「どうして新井ベッド館は売り上げが右肩上がりなのですか」
「それは適当に仕事してるからです」
「・・・・・・・・・」
いくつかの質問の後 「では、新井社長が常々社員さんに対してどのように指導し、経営理念のようなものを聞かせてほしい」
「はい、普段から社員にはプロレス技をかけています」
「・・・・・・あぁ、そっ・・そうしてスキンシップを図っておられるのですね」
「いえ 私のストレス解消です」
「それだけでなく、輪ゴム飛ばして社員に悲鳴上げさせて楽しんでます」
・・・横で聞いていたスタッフはゲラゲラ
でもあながち嘘じゃなく、これが弊社の売り上げ絶好調の秘密かも
私が目を三角に仕事してたら・・・それは弊社の経営危機の時です(笑)