社長は、今の枚方家具団地の場所で商売を続ける 「こだわり」 があるのですか
あるメーカーの営業に尋ねられてドキッとした なぜ と尋ねると
もう家具団地はだめだという彼、ウチ以外の取引先の店主は 「ヒマだ なんとかならないのか」
と嘆いてばかり、だからと言って具体的にアクションを起こすことなく、「座して死を待つ」 という感じだという
廃れ行く家具団地を捨てて、別の場所で商売をしたほうが新井家具さんの為、と具体的に移転先まで提案してくれた
たしかに昔は 「枚方家具団地を目指してきてみたら、ベッドがたくさんある御社を見つけた」 とおっしゃる方が多かったが
今では 「新井ベッド館さんを目指して来てみたら、この辺りはたくさんの家具屋さんがあるのですね
と言われることが多くなった、確かに集客面において、枚方家具団地に在籍している意味合いはなくなってきた
重ねてメーカーは言った 「道路が通る、令和6年まで、一体何軒の家具屋が残っています 数軒」
・・・おそらく彼の分析は正しいだろう、
正直、ここまで今の家具団地はメーカーに嘗められている、いや嘗め切っているといってもいい
彼の口ぶりでは、家具団地はダメだけど、御社 新井家具は大丈夫・・・ ということなのだろうが
・・・これが今のメーカーの本音、彼のメーカーはこれまで散々、家具団地の家具店で売り上げを作ってもらってきたメーカーのはず
あかんようになったら、手のひら返して嘗めてかかり、切り捨ててくる
幸か不幸か、まだウチは彼らにとってうま味の残っている家具屋・・・・・いや吸いとる生き血が残っている家具屋なのだろう
ウチにうま味が・・・吸いとる生き血がなくなったら、やっぱり最後は切り捨てられる
そうはいくか うまく立ち回って、最後まで生き残ってやる