今まで数限りない枚数のマットレスの現物を切り裂いてきました まさにベッド業界の切り裂きジャック(笑)
外観はもちろんですが、内部構造にも各メーカーの特徴があり
詰め物や生地との縫製の仕方、ポケットコイルの不織布の組成や溶着の仕方、コーナー部分の処理の仕方、等々
サータは、アンネルは、東京スプリングは、そしてシモンズは・・・という風に、中身を見ただけで、それがどこのメーカーか
判別できるまでになります
中国製と日本製の違いもすぐに分かります 簡単なのは 「不織布の素材感」
ポケットコイルのバネを包む不織布、それが国産と中国製とでは、質感や手触りが全然違う
ですから、「なんちゃって日本製」 のポケットコイルも、切ってみればすぐに中身が中国製と、我々にはわかります
ですから、国産を謳うあのメーカーも、そこそこ名前の通ったあのメーカーも、ノンブランドだから安いと言っているあの業者も
種類だけでいうと、世に出回っているマットレスの3~4割くらいは 「なんちゃって日本製」 と言っても過言ではない
家具小売店も、それを売る方が儲かるから、どんどん今後増殖すると思われるのに
優良メーカーはそれに売り上げを取られているのに、それには対策を取ろうともしない・・・
そんなマットレスが、シングルで9万円くらいで売られている・・・・・それだけでも買った人は可哀そうなのに
あの40万円とか100万円とか・・・・・アホちゃう とあきれるほどボッタくりのあそこのマットレスも
切り裂いて見ると、どうやら中身は中国製・・・・・そんな感じの素材感たっぷりの中身
こんなもん、例え定価の10%で買ったって、別に安くないやん