儲かる家具屋が無くなっていく

小売店の倒産、廃業は、そこに商品を提供しているメーカーや問屋の売上を即その翌月から圧迫することになる

「でも、しばらくはそうでも、すぐに他のところでカバーできるのでは」

確かにそれはその通り、でも例えば廃業される小売店が小規模店の場合

えっ? 小規模店は売上も少ないから、無くなっても影響が少ないのでは?

ところが違うようです、取引額が少ないということは、メーカー、問屋側も安く提供する必要が無い

言い値が通るので、儲けが多いんです

例えば弊社を例に取ってみると、ベッド専門館オープンが平成8年です

それ以前もベッドは販売していましたが、その売上など現在の15分の1程度

その当時の某メーカーの原価率は定価の62%、ベッド館オープンということで売上の拡大が見込まれ、定価の55%

その後大きく売上を伸ばしたことで、掛け率は45%にまで下がりました

つまり定価でトータル100万円とすると、最大で17万円も儲けが減ったことになります

少額とはいえ数がたくさんあり、62%で卸していた小売店が無くなり

恐らくその売り上げは55%や45%で仕入れている家具店に流れますから、メーカーも利益確保が大変になってくると思います

まぁウチとしては、ヨソへはどんどん高く入れてもらって、儲けた分はウチに安く入れてくれれば何の問題もありません

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