大川家具の新作展示会は、その規模も日本一を誇り、その集客性の高さから
出店業者は九州のメーカーだけにとどまらず、日本全国のメーカー、問屋、業者が出店するため
同時期に開催の展示会も含めると、四か所もあります
先の「信じられない話 前篇」 の出来事の後、閉館時間ぎりぎりにある会場に足を踏み入れた時
人がけもまばらで、各メーカーさんも帰り支度を整えている頃でした
何時もならば、ある程度の余裕を持った時間に行くのですが
今回は 大阪伊丹空港発の ANAの飛行機のタイヤブレーキのトラブルとやらで
一時間以上の遅れ
そのためこの時刻の会場訪問となったのですが
驚いたのは、我々の顔を見ながらも、ある業者の当社担当がそそくさと帰ってしまったこと
確かに閉館ぎりぎりでしたが、まだ他にお客さんもあり、今日や昨日に取引が始まった業者でもなく
数十年前から増減はあるもののコンスタントに取引していた業者さんの
しかも当店の担当者
距離的に当店から近いこともあり、頻繁に商品を見る機会も多いので、彼から言わせれば
「見てもらったところで売り上げに結び付かない」 と考えたのかもしれませんが
私は当然 「せっかく来てもらったのだから、見るだけ見ていって下さい」の一言があると思っていましたが
エントランス付近で私と軽口を数分交わしただけ、身体は完全に出口の方を向いて
自社のブースを向くことは一度もありませんでした
この後の予定は? と聞いてみても、別段あるような感じには見受けられませんでしたし・・・
いや正確に言うと彼が一度だけ自社のブースに戻ろうとした瞬間がありました
帰る気満々の彼に私が 「もう帰るの? な~んやせっかく〇〇注文しようと思ったのに」
といった時です・・・・・
はい、お気づきむと思いますが、嫌味で言っただけで買う気はありませんでしたけどね
・・・・・はぁ~
緊張感のかけらもありません、黒船ならぬ「九州の白天馬」が、大阪の市場を虎視眈々と狙っているというのに
こんなことでは、やられてしまいますよ・・・
まあ当店は勝ち馬(天馬か)に乗るだけですれどね