低単価に走るという事

メーカーも我々小売店も、売り上げに窮してくると、どうしても低単価の商品に走りがちになります

10万円のマットレスを10枚販売するより、3万円のマットレスを3倍販売して、「売った気持ち」になっているのです

確かに、販売回数が3倍になれば忙しく感じ、なんとな~く売れている様な錯覚に陥り

活気づいたりすることは否定しませんが、その代わり3倍の手間と配送経費が掛かり

冷静に掛け算すると、枚数が3倍売れても、実は売り上げが少ないことが分かります

・・・・・そんな簡単な事、誰でもわかるよ

と言う人もいるかもしれません・・・しかし実際に売り上げが低迷してくると、普段分かっていることが見えなくなり

低単価で日銭を稼ごうとします・・・過去の多くのメーカーの行動が示しています

その行動で、こちらは 「このメーカーは焦っているな  よし今が叩くとき」

と判断することもあります

まぁ工場を持っているメーカーは、それを稼動させなればなりませんから、数がはける低単価を製造するのは分かりますが・・・

そんなメーカーに対し、高単価の商品を数多く販売して恩を売った後、そのあと敢えて干上がらせる と言う方法と

発注を最小限度に抑え、干上がらせ・・・弱ったところで

・・・なんちゃって冗談ですよ・・・多分ね

所詮メーカーと小売り店、魑魅魍魎の住む世界、虚々実々の騙し合い、駆け引き合戦のパワーゲームなのです

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