仲良きことは美しきこと・・・じゃない

少し前、家具屋ばかりの寄り合いの席で、近隣のある家具屋が　　「うちのターゲットは新井家具ベッド館」

と堂々と発言し、同席した近隣の違う家具屋の社長が、私に　「身の程知らずもあそこまで行くと大したものですね」

と耳打ちしたのを覚えています　　私は否定も肯定もせず、ただ笑っていましたが

先日あるベッドメーカーの営業マンが　　「うちのトップは、自社のライバルはシモンズやドリームベッドだと考えていますよ」

というので、上記の昔の体験を思い出しました

「はぁ　　せいぜいライバルはグランツあたりじゃないの」

目標を大きく持つのはいいことですが、とりあえずの目の前の小山を乗り越えて、その先の大山へ・・・というのが普通の考え

トップクラスのベッドメーカーどうしの仲は、かなり険悪でライバル心むき出しの感がありますが

その下のクラスのベッドメーカーどうしがの仲が、比較的穏やかな感なのですが・・・なんだか余裕ぶっこいていていいの

私なら、自身のレベルに近しいものに対し、相手の弱点を徹底的に攻めて、無茶苦茶に攻撃してやるけどなあ～

弱点だらけやん・・・グランツなんて

昔、弊社がレベルの近しい他店に対し、牙むき出しに突っかかっていたら

「よくあんなことできるよね　ウチはあそこまでできない」　と余裕かましていた他店さん

そういう所は今では全て倒産、廃業している…とメーカー営業マンから聞いた

もう残念ながら、家具市場には全てのメーカーがお腹いっぱいになるパイは用意されていませんよ

咬みついでも、蹴っ飛ばしてでもして獲りに行かないと