あるベッドメーカーの営業から聞いた話
中国地方の某県の家具店はおおむねベッドの商品知識が低く、説明がヘタ (私が言ってるんじゃないですよ(笑))
お客様に高度な説明接客ができません
よって接客販売はその家具店の店員ではなく、メーカーからの派遣スタッフ (通称マネキンと呼ばれます) が対応するそうです
だから各メーカーもマネキンを出さないと売れないし、家具店の方もマネキンに来てもらわないとベッドが売れず
当節少なくなったマネキンさんをライバル店同士での取り合いになっているそうです
そういった家具店側の要請にメーカーも全て答えることはできず
販売員(マネキン) を派遣しないでいると
「マネキンをよこさないメーカーはいらない」 とばかりに、そのメーカーの品の展示をやめ
マネキンの来てくれる他のメーカーのベッドに鞍替えするようです
だから家具売り場は(特に大手) は複数のベッドメーカーのマネキンだらけ
当然、違うメーカーのマネキン同志、仲が良いわけがありません
接客時にお互いのメーカーの欠点、短所など、あることないこと互いにボロクソ
やれ、〇○は耐久性が低い、いや〇○の品は通気性が・・・・・などと
同じ家具店なのにダブルスタンダード、まったく正反対の接客説明をするのだから、お客様はいい迷惑ですよね
そして時折マネキン同志、店内で大声あげての言い争いになるようで
特にお客さんの取り合い 「あれは先週自分が接客していたお客様だ!」 とか
自分が比較的低価格のお客さんをご案内していて、後から来店のお客さんが高額品をご覧になっている・・・・・
すると、今までご案内のお客様をほっぽり出して高額のお客様へと乗り換える
そうなってくると、その家具屋の店長あたりがマネキンたちに注意する
「いいかげんにしろ ご来店のお客様はウチのお客さんで、おまえたちのお客さんじゃない」
すると一旦その場はおさまるが、彼らマネキン達の本音は・・・・
「お前らから給料をもらっているのではない」 (現役のマネキンさんから直接聞いたので間違いありません)
そう・・・・・マネキンさんのほとんどは「一台売っていくら、の歩合給」 しかもメーカーから給料をもらっている
自分の生活が掛っていますから、素直に言うこと聞くわけありませんよね
しかし
そもそも原因は、自分たちで説明接客できない家具店にあると思うんです
マネキンを派遣しないと展示メーカーを変えるってー
ベッド販売にポリシーは無いの 売れれば・・・お金になれば何でも良いわけですね
マネキン派遣って、メーカーの経費がかかりますよね・・・・・・だから安くないんだぁ~
どうりでそのエリアと弊社がバッティングしたら、価格競争して負けないわけですね
今後もそのままのスタイルを続けて下さい、ウチのために なんちゃって