トレッド について、おさらいの意味も込めて詳しく解説していきたいと思います あまり解説しすぎて、他メーカー品が売れなくなるのも困るので、少し控えめに(笑)
製造メーカーは、東京スプリング工業
ブランドメーカーのサータと同じ、現状ベッドに使用しているものの中では、最高品質の「硬鋼線」 SWRh82 B鋼線 C種
のものを使用、それを同メーカーが所有するスイスのマシンでのみ加工が可能な 「プリヒーティング加工」 を施すことにより
硬鋼線の潜在能力を最大限に引き出しています
これら硬鋼線のSWH・・・という品番は、以前は全てのベッドメーカーがマットレス添付のタグに明記していましたが
「天下の悪法」 ベッド工業会の表記のルール変更により、アンネルベッドを除き、どこもマットレスに添付しなくなりました
ですので今となっては、消費者にとって貴重な品質、性能の判断材料の一つとなっています
でもなんで、ベッド工業会は表記しなくなったのだろう
話をトレッドに戻します(笑)
線径(バネの太さ) は1.9mm これはハード(交互配列)、ソフト(並行配列) のどちらも変わりません
バネの高さは 「7.5インチ ポケットコイルスプリング」
※ これもよくいただく質問ですが、5.5インチや6.5インチを使用しているマットレスより7.5インチの方が優れているのですか
ご回答は、バネの高さは性能を構成する 「一つの要素」 にすぎず、配列、数量、詰め物によっても変わりますので
必ずしも6.5インチの方が劣っているという事ではありません、バネだけを取ってみればインチが高い方が良い、というのは間違いないですが
これを5ゾーンにゾーニング、ゾーニングとはマットレスの部分部分で微妙に硬さを変え、難しく言うと人間工学に基づき
理論上、身体に負担の少ない寝姿勢へと導くように設計されています
ゾーニングはサータやアンネルなども行っていますが、他メーカーがバネの太さやバネの配列方法で 「ゾーニング」を行うのに対し
東京スフリング工業は 「バネの粘り」 でゾーニングを行っています
部分部分でバネの巻き数を変えることで硬さ(粘り) を変化させています
この方法は、他社のゾーニング方法より、時間もかかり製造コストもかさむ方法ですしかしそれを価格に反映させていません いい意味でね
この非常にコストパフォーマンスに優れまくった、トレッド、具体的に他メーカーのどのマットレスより優れている
あるいは同等なのでしょうか
以下、それら他メーカーマットレス一覧です
※ 他メーカーさんからのクレーム、圧力等一切受け付けません
アンネルベッド HC3ゾーン
アンネルベッド PR1000
アンネルベッド SV1000
アンネルベッド アソート7
アンネルベッド アソート7 3ゾーン
アンネルベッド ニューワインド7
サータへディック30thSТ/DX
サータぺペディック62F―1-P / F―1ーN
サータぺペディック62F―1-P BОXトップ / F―1ーN BОXトップ
サータぺペディック68 6.8インチ F―1-P / F―1ーN
サータ トラストコンフォート5.8インチ Fー1-P / Fー1ーN
サータ トラストコンフォート6.8インチ Fー1-P / Fー1ーN
サータ トラストコンフォート7.7インチ Fー1-P / Fー1ーN で 「同等クラス」
日本ベッド ビーズポケットコイル 全般
等々・・・ 他にも、2倍以上も高額なのに、トレッド より低性能・・・が多数ありますが、書ききれません
書いたら、怒られちゃう・・・ってのもあるけど
トレッド
ハード(交互配列) と ソフト(並行配列) の二種 どちらも同価格 (実売価格です)
シングル 59800円 97x195x27㎝
セミダブル 69800円 120x195x27㎝
ダブル 79800円 140x195x27㎝
ワイドダブル 89800円 152x195x27㎝
よくお客様から、同メーカーの 「栄 (SAKAE)」 や 「誉 (HОМARE)」 と同等品ですか との質問を頂戴しますが
さすがに違います、やはり栄や誉は詰め物が違いますので、トレッドより格上の品ですね
東京スプリングの開発者の言では
詰め物を減らすことで価格を抑えた良いマットレス、マットレスの品質、性能は段違いに弊社ですが、考え方としては、○○〇〇に近いですね
この言にあえて私が付け加えると
東京スプリングは詰め物を減らすことで、販売価格そのものを安く抑えたが、○○○○はコストのかかる詰め物を減らし
コストカットしたが、販売価格に反映させず、高額販売して自社の大きな利益とした・・・というところでしょうか
とにかく同価格帯、あるいはメーカーや機種によってはより高額なマットレスを考えておられる方には
コスパ、性能、品質面で最強のマットレスと言えると思います