全国各地で行われるセール、大売出しの類
特に今流行の 「店外催事」 (店舗とは違う場所で会場を借りて行う売り出しのこと) などは
会場費や前宣伝、準備に要する経費、セール前後の売り上げの落ち込みなどで、安くすることは難しく
イベント感で売れるだけで、価格的には期待はずれも多いものです
そのあたりは以前にブログにも書きました
ところが、主催側も馬鹿ではありません、色々と考えて大体2~3アイテム ほど
採算度外視で超目玉品を作り、会場の目立つ場所に展示します
不思議と2~3アイテム ほど 「誰が見ても安いと感じる品」 が゜あれば、全てが安いと錯覚してしまう
人間の心理を上手くついた手法ですが、他の商品はほとんどの場合、弊社価格の方が安いですが
さすがにこの採算度外視の 「超目玉」 だけは時々、先方の方が安い事があります
以前あった例は
某メーカーのシングルベッド
セールの超目玉 として マットとフレームセット価格 79800円
その家具店の通常価格 マットレス 49000円 フレーム60800円 合計 109800円
弊社 通常価格 マットレス 35800円 フレーム49800円 合計 85600円
と、いつもなら弊社が安いのですが、先に書いたように「採算度外視の限定超目玉品」
さすがにこれだけに限っては先方の方が安い
こういった場合も、弊社は徹底対抗します!
その時のケースでは71600円 で販売いたしました
こんな時、私はお客さんに言います 「71600円 にさせていただく代わりに、先方に新井家具の方が安かった」
と伝えてほしいと
もちろんお客様が本当におっしゃっるかどうかは確認のしようもありませんが
こんな場合、我々は利益よりも 「相手の(先方の家具店) の心を折る」 ことが大切と考えています
野球でも何でもそうですが、力を抜いているときにバッターにうたれても
「今のは失投だ」 「ドンマイ ドンマイ」 で済みますが
渾身の力で投げた決め玉を 「ボカ~ン」 と打ち返された時のショックは大きく、後々の投球にも影響しますから
無理をして価格設定した超目玉品まで獲られたとあっては同じようにショックは大きいはずです
しかしこういう販売を実践していたら、敵もさるもの
「超目玉品はキャンセル不可」 という戦略に変えてきました
つまり弊社が安くっても後の祭り・・・・・・・
そこで弊社はブログ等で呼びかけたり、ご来店のお客様で 「来週 〇○家具のセールと比較してから決めたい」
とおっしゃるお客様などに
「一般の商品は問題外で弊社が安いが、仮に超目玉などで期間、数量限定の品があり
高い安いの判断がつかない場合で、キャンセル不可などの場合
とりあえず千円とか極力少ない手付けを打って品物を押さえておけば
仮にキャンセルして弊社でお求めいただく場合でも、仮に手付けの千円をキャンセル料として取られても
弊社で1万円安く買えればその方が得である、とご説明しました
するとさらさにさらに先方は
「目玉品はキャンセル不可、加えてご契約時に商品代金の20%を手付け金として申し受ける」
こんな感じで、上手い対策を講じてきました
でもね・・・・・そこまでする (キャンセル不可、20%の入金) ということは
販売価格に自信が無い事の裏返し なんです
このように 新井家具 ベッド館
力の限り徹底対抗いたします、価格はお気軽にお尋ねください