家具売り場で「メーカーと〇〇家具との共同開発」を建前とした、その家具店だけで販売している
「オリジナルマットレス」というのを見かけられたことはありませんか?
当店にもただの1枚も「オリジナルマットレス」はありません
ぜ~んぶ断りました
なぜか?
だ~い嫌いだからです(笑)
だって考えてみてください、例えばシモンズならシモンズ、シーリーやサータにもそれぞれに
20種類前後のマットレスがすでに「定番品」としてあるのです
どうしてわざわざ「内部構造が定番品と異なる」オリジナルを販売する必要があるのでしょう?
各メーカー定番品のなかから、「これだ!」と思う物をチョイスして展示販売すればよいわけで
私だったら正々堂々、同じもので価格も含めて競争したいです
そうすることに何か問題でもあるのでしょうか・・・・(笑)
これは頭の悪い私が考えるだけで、優秀人材のそろった大手さんが考えるのだから、なにか利点があるのでしよう
たぶん・・・
しかし情けないのは提供する側のメーカーです
だってそうでしょう
開発段階から議論に議論を重ね、おそらく試作品などいくつも作って、その中から選りすぐって商品化されたのが
メーカー定番品のはずです、メーカーにとって最大の自信作であるはずの品です
メーカー、家具店どちらが先に「オリジナルを・・・」と声を掛けたのかわかりませんが
どちらにしてもメーカーは開発者としてのプライドが無いのでしょうか?
定番と構造の違うオリジナルマットを提供するということは、逆に言えば定番商品を否定されていることを
容認していることになります。
私がメーカーの立場なら、「絶対的自信があるので、構造は変更しません、変更したほうが優れているのなら
最初から、それを定番にしています」と言ってやります (あっ・・・・言っちゃた(汗))
まあ私がメーカーだった場合の話、あくまでも仮定の話です(笑)
しかし例えて言えば、頑固一徹の豚骨ラーメン店の店主に、「おたくのラーメンまずいから、味噌ラーメン作って」
というみたいなもので、そんなことしたら間違いなくつまみ出されるでしょう(笑)