ベッドメーカーに限らず、メーカーそれぞれに得意とする価格帯が有ります
あるメーカーは低価格帯、あるいはウチは中価格帯、いやウチは高価格帯しかありません・・・てな具合に
例えばそのメーカーが中価格帯をメインで販売したい と考えるのであれば、その部分を充実させるのは当然ですが
高価格帯の商品も、ある程度揃える必要があります
天が中価格帯、という事にしてしまうと、不思議なことに中価格帯以下がメインで売れるようになります・・・ホントです
弊社においても、アワーグラス アールグレイ・・・マエストロ・・・ファントムと段階的に商品レベルを引き上げるたび
一段下のクラスの売れが加速しましたからね
某大手業者のように、低価格帯を販売して、利益が60%取れるならそれもアリですが、普通は無理
それに低価格帯は、中国製などの価格訴求商品が多く もっとはっきり言えば、安かろー悪かろー
日本製で低価格中心メーカーと言うのは、売れれば何でもいい家具屋にとっては 「中国製の当て馬」 にされるだけで
それに張り合おうとすれば、メーカー自身が消耗するだけ
現実にこの10年位で、そうして張り合おうとしたメーカーの多くが倒産、廃業しています
だから中価格帯をメインにしたいのであれば、もっと高価格帯を充実させるべきで
そうすることで不思議と中価格帯が売れていきますし、高価格帯を好んで販売する家具店 (それが良いもであれば、と言う前提)
が高価格帯を販売することで、さらなる高価格帯を開発し・・・そしてその下の高価格帯の売れが加速する
高価格帯が天では、それ自体の売れも停滞します
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と言いますが・・・ もう遅いのかもしれませんが