東京スプリング アワーグラス
これについての面白い話を耳にしました
このマットレスに使用されている砂時計の形をしたバネ「アワーグラス スプリング」は
スイスのスプール社の最新式ポケットコイルマシン (正確には最近、より高速度の製造を可能とした機種が出たらしいのですが)
のみで製造可能なスプリングなのですが、5~6年前から同マシンを所有していた東京スプリングも
購入後すぐにアワーグラスを製造できたわけではありません
そのプログラミングを組むために、本国から技師を招聘し、ようやく製造可能となったらしいのですが
この時、プログラムを組むのに数日はかかるだろうと考えた東京スプリングさんは
ホテルを一週間取り、技師を招聘したところ、作業自体は数時間で終わり(笑)
その後、その技師さんは東京観光して帰ったらしいです
このスプールの最新式ポケットコイルマシン、日本国内にたったの一機だけ
東京スプリングが購入した直後、リーマンショックや円安に振れたことで
同じ機械を今買うと、当時の1.5倍はするらしく
買い手がなかなか付かない状態です
いや、購入できる所がありました
大したものじゃあないのに、ブランド戦略でエンドユーザー、いや無知な家具店までも洗脳し
暴利をむさぼる「あのメーカー」ならば、潤沢な資金で購入は十分可能です
しかし、そもそもあのメーカーに本当に良質で高性能マットを作る気があるのか
大いに疑問です
車に例えるなら、資本と開発費を掛けて高級車を開発販売するより
大衆車を高級車のごとく見せかけ、暴利をむさぼった方が賢いですよね
ですから当分、国内唯一だと思いますね