面白い話を聞きました
ベッドのスプリングの原材料となる「硬鋼線」 つまり鋼鉄のワイヤーは
どのメーカーさんも線材屋さんから仕入れて、それをバネ形状に成型したり、焼き入れしたり加工してマットを作るのですが
あの「低性能で高価格」で有名なメーカーさん
この原材料の仕入れがヘタクソで 意外と高い値段で仕入れているらしいです この話前も書いたかも?
その品質、性能はともかく売り上げはかなりあるので、なぜ高い原価でバネ材を仕入れているのか腑に落ちなかったのですが
ひょっとして仕入れの担当者が甘い汁を吸っている?(笑)
原因が判明いたしました
「量を仕入れていないから」 みたいですね
考えてみればバネ数も普通で、バネの高さが1インチや2インチ増えたところでたかが知れており
何度も書きますが品質、性能の割にはムチャクチャ高いので
そんなに数は売れません
それに引き換え、その「低性能で高価格」なメーカーの買い付けている線材は
他メーカーさんでは26000円 くらいのポケットコイルに使用されているものなので
こちらは安いのでたくさん売れます
結果、線材を大量に買い付けてコストが安くなるとのこと、面白いですね
ちなみにどちらも同じ線材屋さんから仕入れているとのこと