お電話でお客様から価格のお問い合わせ
「ご希望の品、○〇○円です」 とお知らせすると、お客様によってご反応は様々
例えばお客様の口から 「やっすいですねぇ~」 「すご~い」 とか言うお声をいただい場合
・・・・・・・まずその場では売れません これは昔からいわれている事で 「安い」とおっしゃる方はなぜかその場ではお求めされません
また違うケースでは 「〇○〇円です」と価格をお伝えすると
「ふぅ~ん・・・・・」 何とも言えない間で、決して安いとは一言もおっしゃいません
そしてそのあとに大抵出てくるお言葉は 「では同じもの二枚買うとさらに安くなったりしますぅ~」
あるいは 「もう、値段は一杯ですか? ○○円にこの場でしてくれるのなら、即決しますが・・・」
価格を聞かれて、内心 「安い!」 と思っていらっしゃるのは、何とも言えない言葉の間で分かります
しかし「安い」と言ってしまうと、「二枚買うとさらに下がるのでは?」 「即決するから」 という駆け引きが使えなくなる
そう考えられるようです
もちろん二枚あるいは5枚お求めいただいても、他店さんがウチと同条件下において価格を下回らない限りは
下がることはありません
「ご希望の品 ○〇○円です」
「・・・・・はいわかりました、ありがとうございます」
何の反応もない場合、大抵はその品について初めて価格を問い合わせられ、他店では価格を聞かれていない場合が多いんです
つまり申し上げた価格がいかに安いのかを理解していらっしゃらない・・・・・
全部ではないですが、時折しばらくして同じお客様から再度お電話をいただきます
「先ほど価格を伺ったのですが、もう一度確認したいのですが○〇○円で間違いないですか」
おそらく一度目のお電話の後、他店サイトや店頭で価格をチェックしてみられ、弊社の価格があまりに安いので
聞き間違い、弊社の言い間違いと思われるようです
「ご希望の品 送料消費税込み ○〇円です」
「え ○〇円 ?・・・・・・あっ・・・プラス税金ですよね」
いえ違います 「送料消費税込み ○〇円です」
「・・・・・はぁそうですか、ところで送料はいくらかかります」
「いえ・・・ですので、送料税込み価格 です(笑)」
これは確実にお安いと感じられている・・・・・間違いありません
面白いのは 「前回価格を聞いたけれど、いくらだったか忘れちゃいました 確か・・・13万いくらだったですよね」
何度も価格を尋ねられるのは、ひょっとして前回より価格が下がっているかも」 という淡い期待感から?
本当の価格は132800円 なのですが、私もええ年こいていたずらっ子
わざと 「えぇ~と・・・・134800円ですね」
すると、「いえ前回聞いた時は132800円と言ってましたよ」
もちろん私は最初から132800円のつもりですので(笑)
「あぁ申し訳ありません 132800円でございます」
・・・・・・・・・・・・・って な~んだお客様、価格はハッキリと覚えていらっしゃるんじゃあないですかぁ~
毎日毎日、年間にすると何千件、累計すると数万件のお電話によるお問い合わせの対応をしている私
なんとなく声のトーンや間などで、お客様が今何を考えておられるのかが、解っちゃったりします