いくつかの有名ベッドメーカーは、取り扱いの小売店と 「バックマージン契約」 を結んでいます
年間ある一定金額目標を定め、目標金額をクリアーすると、メーカーから小売店に対しバックマージンが支払われる
これ、どこのメーカーが最初に始めたのか・・・ 私は知っていますが、あえてここでは言いませんが
当然、小売店側は他のメーカーにもバックマージンを要求しますよね
「おたくは出せないの じゃあ出るとこだけを売ります」・・・・・と、こうなりますから
他メーカーも、右へ倣えで出さざるを得ない
昔、まだ景気がよかったころは、例えばA社、B社、C社と、均等に自然には販売していても目標数字をクリアーして
3社からバックマージンを受け取ることが出来ましたが
これだけベッドの売り上げが悪化してくると、正に 「二兎を追う者は一兎をも得ず」ならぬ 「三兎を追いかけ一兎をも得ず」
になってしまいかねません・・・
そこで小売店は、例えば3社のうちA社だけを集中して販売することにより、A社から多くのバックマージンを取ろうと
画策します
つまり、どこのベッドメーカーが優れているとか、そんな事ではなく、単純に金の為に一つのメーカーに肩入れするわけです
昔っから、どこどこの家具店はA社の販売が強い、どこどこはB社が・・・ と家具小売店ごとに、販売力の強い弱いのメーカーが
ありましたが、近年特にその傾向が強くなったのは、上に書いたことが原因
ちなみに弊社ベッド館は、自分だけいい子ちゃんになるわけではないですが、このバックマージン制度は受け入れていません
「そんな出す余裕があるなら、最初から安く提供しろ」 と仕入れ交渉するのでね
数週間とか、メーカーが勝手にキャンベーンとか行って、バックマージンくれるときはべつですよ
金に魂売って、クズみたいな某社のマットレスを販売するくらいなら、ベッド屋稼業やめます