家具店が倒産する前にはどんなことが起こるのか
まず資金繰りが悪化します、メーカーへの支払いが滞ったり、社員への給料の遅配が起きます
するとメーカーは、取引額を少なくして、万が一の際に自社への被害が最小限に抑えられるように努めます
ここで大手メーカーと中小のメーカーとの差が出てくるのですが、自社のブランド力に自信のあるメーカーは
倒産が危ぶまれる家具店に、「先の支払い決済」 を申し出ます
つまり、それまでの月払いから、一回発注ごとの先支払い・・・・・まぁ平たく言えば 「先銭払わないと、商品を納入しない」
という事です(笑) しかしブランド力、商品力に自信のないメーカーは、先支払いを申し出られず
内心びくびくしながら商品を提供し続けます、ヘタに先支払いを申し出て、「お前のとこからは仕入れん」
と家具屋側にヘソを曲げられるのが怖いからです
家具屋側は、資金繰りが悪化して先支払い決済が厳しい、その上、心情的にも先支払いのメーカー品は売りたくない
いきおい、掛け売りに応じてくれるメーカーに、その家具屋の売り上げは集中します
すると家具屋が倒産した場内、掛け売りメーカーは大きなダメージを被り、最悪の場合連鎖倒産という憂き目にあうのです
ちなみに、過去において 「あそこは危ない」 と噂された家具店で、V字回復を遂げよみがえったという家具屋は無く
おそかれはやかれ・・・・・・・
昔、〇〇リビ〇グという家具店があり、やはり資金繰りから倒産してしまうのですが
その際に、購入時に手付け、あるいは全額支払った一般消費者が、閉店後に取り付け騒ぎになったケースがありました
これは関西で有名なラジオパーソナリティーが、自分の番組で大々的にそのことを取り上げ さてみなさん・・・ありがとう
それ以降、購入時の手付金の支払い時、お客様の支払額に少なからず影響が出ました
弊社はありがたいことに、資金繰りに窮したことはありませんが、苦しいところは 「要らん事いいやがって」
と怒っていましたね
だから、これをお読みのお客様、ヤバいと言われている家具店に、手付金いっぱい払っちゃダメですよ
・・・・・・というより、そういう家具屋で、買ってはいけない