お電話相談あれこれ

ベッド館としてお電話によるご相談を受け始めて８年ほどが経過いたしました

当初は一日に数件とか、日によってはゼロの日もありましたが、今ではかなりの数を頂戴します

これまでの述べにすると数万件のご相談を受けたことになります

その中には何とも面白いご質問を頂くケースもあり、記憶しているものをいくつか書いてみたいと思います

「ウォーターベッドを人からもらって数年使用した、友達がそれを欲しいというのだが、いくらで売ったらいいでしょう」

こんな質問を頂いたのでこう答えました

「友達ならぜひ、売るなんて言わずにプレゼントしちゃって下さい」

また違うお客様から

「私は４０歳で、あと４０年生きるとして最後のベッドにしたい、買い変えたくない４０年以上もつベッドが欲しい」

どうもこのお客様、他のメーカーで２５年保証期間のついたものがあり、新井家具ならもっと耐久性の高いものがあるのでは

と考えてのお問い合わせを頂いたご様子

私は　「２５年保証するという意味は２５年もつ」　という意味ではありませんよ、と説明しましたが

ご納得いただけ無かったので、一つだけ４０年でも５０年でもベッドをヘタらずに済ませる方法があります

「ご購入いただいて、ベッドをお部屋に設置、そしてその横に布団をしいてずっと布団で寝ていただければ・・・・・」

するとお客様は大爆笑　　なぜかご納得いただいたのか、お電話をお切りになりました

・・・・・・冗談のつもりで言ったのですが

またあるケースでは

「あるメーカーのベッドについて新井家具さんの忌憚のない意見を聞きたい」

とおっしゃるので、いつものようにペラペラとそのメーカーの欠点、利点をご説明しました

するとお客様は激高　・・・・・・・・いえ、弊社にではなく、それを購入した家具店にかなりのお怒り

えぇっ　　もう購入して使っていらっしゃる～　　　てっきり今検討中なのかと・・・・・

購入して寝てるのならもういいじゃん

後日、そのお客様からお電話があり、｢新井さんから聞いた情報で購入した家具店にその欠点について何度も

説明を求めた」

そして何と他の商品との交換の約束させたとか　　　　スッ凄いパワーです

でもウチの責任じゃないもん　　と思っていたら

後日、そのベッドメーカーから弊社に連絡があり

なんとメーカーの本社会議室において　「新井家具ベッド館の商品説明の是非」　という議題で

全体会議が行われたとか

どうも商品変更をさせられた家具店が、「新井家具の説明のせいで・・・・・」　と、メーカーに苦情を入れたようです

その報を受けた私ですが、欠点も利点も話しているわけですし、ウソは言っていない

そしてまさか購入し、使用している方とは知らなかった

と説明したところ、メーカーサイドの結論としては弊社には何のおとがめもなし・・・・・まぁ当然ですが

その時改めて、お電話での説明には細心の注意が必要だと思いました

対面販売で同じことを説明しても、なんとなく表情や雰囲気でお互い伝わる二ュワンスも

電話では誤解されることもありますからね

他には　「ウチで飼っている犬の安眠できるベッドがほしい」

「申し訳ありません、ペットの安眠までは研究したことがありません、犬に聞いても答えてくれませんし・・・・」

ちなみにウチの柴犬は生後数週間、私のはいていたコンパースの中で寝ていました

なんて雑談をお客様とした覚えがあります　　あのころは電話で長時間雑談するほどひまでしたから・・・・・・・・・・・（遠い目で（笑））

一番面白く、嬉しかったのは何度かメールやり取りの後、ご購入

一年余りが経過した後、お手紙を頂いたお客様

なんと弊社からお求めいただいたベッドに寝てから、今まで何年も授からなかった赤ちゃんができました

毎晩ぐっすり安眠できる事が良い影響を生んだと思います、とお手紙には書かれていました

私は早速にご返信のメールを

「ベッドの好影響というのももちろんあるかもしれませんが、それはお二人が頑張られた結果です　　いゃ～ん（笑）

赤ちゃんとこれからも末長くお幸せに」

お客様とこんなほのぼのした商売をさせていただけるのもいいもんですね

これからもお電話ご相談の精度を上げていきます

どんどんお問い合わせくださいませ