うっ訴えてやる

「ウチのマットレスについて悪口を言うのをやめてほしい」

メーカーの人間から、こういう言葉を電話や直接に何度聞いたことでしょう

なかには「法的手段に訴えますよ!!」と言われたこともあった

でも訴えられなかった(笑)

なぜならば決してウソは言っていないから

今まで一番笑ったのは、某メーカーの短所(欠点)について説明したところ

日本各地でそのメーカーのマットレスのキャンセルが続発

そのメーカーの常務氏を名乗る方から怒りの電話をいただく事になりました

常務氏 「おたくの間違った説明のせいで、今月だけでもかなりの金額のキャンセルが出ている」

常務氏 「そんなこは今すぐやめろ!! やめないと訴える」 と、かなりの鼻息です

向こうの言い分をすべて聞いてから私は言いました

私 「間違った説明と言われましたが、間違っていませんよ」

私 「逆に伺いますが、その欠点についてあなたは100%否定できるのですか?」

ズバリ聞かれて、とたんに彼は勢いがなくなりました(笑)

 常務氏 「それは・・・100%否定はできないけれど・・・」

 常務氏 「とにかく困っているので、欠点は言わないでほしい」

なぜか彼は、当店が「利害の絡まない、第三者機関」から入手した資料やデータに基づいて
そのマットレスの説明をしていることを知っていて (おそらく、偵察に来ていたと思われる)

常務氏 「デ―タ、資料を我々が買いとってもいいので欠点を言うのをやめてほしい」 と

当初の威圧的な言葉から一転、低姿勢のお願いモードに・・・(笑)

無論そんなお願い聞けるわけもありませんから

我々は、なにもお客様におたくのマットレスのキャンセルを強要したわけではない (出来るわけありませんが)

デ―タに基づいてお話しした結果、お客様の判断で納得されキャンセルされたのであって

その怒りの矛先を当店に向けるのは筋違いじゃないですか?

すると常務氏、再びお怒りモードに・・・(笑)  ほんとに忙しい人です

   

最後に面白い言葉をおっしゃいました

常務氏「おたくが販売している〇×ベッドだって、〇〇〇〇な欠点があるじゃないか!!!」

たて板に水のごとく、当店が販売しているマットレスの欠点(断っておきますが、あくまでも彼が考える欠点ですよ(笑))

を私に吐き捨てるように言いました

正にたて板に水のごとく・・・・・多分普段から彼はお客様にこう言っているのでしよう

「あのマットレスは〇〇〇〇な欠点があるが、その点我々の販売するマットレスは・・・・」

そうでもなければあんなに流暢に電話で話せません(笑)

だとしたら常務さんが我々がやっていることを批難する資格はありませんよね(笑)

でも我々の販売するマットレスメーカーが、各地でキャンセルが続発・・・・なんてことは

一度もありません

最近のお客様は「賢い消費者」が多く、ウソやねつ造、根拠のないオーバーな表現で

欠点を並べ立ててもお客様の心は動かせません

やはり理論的に整合性のある、説得力ある説明でないとダメですよ、常務さん

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